小中合同避難訓練実施
2025年11月7日 12時53分2025.11.07(金)12時55分現在、晴、20℃
11月も中旬に向かおうとしています。少し冷える感じですが、雲一つない青空にとてもすがすがしい一日となりました。
今日は小中合同の避難訓練を実施しました。
9時30分、緊急地震速報の試験放送が鳴りました。すぐさま自分の判断で机の下に身を隠す生徒たち。ひと言の声も聞こえず、次の判断の準備ができました。
地震の揺れ(訓練)が収まったら、屋外避難です。常に身の回りに備えているヘルメットを身に付け、所定の場所から「一時持出品」を準備し、中庭に集合します。この間、わずか2分29秒。さすがです。
点呼で全員を確認したら、第一次避難所へ避難です。今回はここで小学生たちと落ち合う予定です。
小学生たちも無事にやって来ました。訓練ですが、安堵しました。
第一次避難所で待ち受ける中学生たちが、一人につき一名、小学生たち(1年生から3年生まで)の手を引いて、高台まで避難です。この時も無駄なおしゃべりは一切なく、明浜の子どもたちの意識の高さを感じました。
想定外を想像することは難しいですが、明浜の子どもたちの意識の高さで、この高台までスムーズに上り、できる限りのことを行うことができました。
校長先生からは、「落ち着いていて大変良い」とのお褒めのお言葉をいただきました。緊急地震速報直後の机の下に身を隠す動作のことも素晴らしかったとのことでした。
7月末にカムチャッカ半島を震源地とする津波注意報を経験したことは記憶に新しいことです。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
校長先生がおっしゃられたこの言葉は、これらの経験を生活の中に「注意すべきこと」や「戒め」として落とし込み、いざという時にしっかりと行動できるように準備しておかねばならないという思いが込められています。
訓練としての小中合同避難訓練はしっかりと行うことができました。
また、その中でも「非常用持出袋」(リュック)のひもが切れて困惑する小学生を、すぐさま手伝ってくれた中1女子の生徒など…、いざという時にも我を忘れず、しっかりと、それも回りも思いやって行動できる生徒がこの学校にいることが分かりました。