シェイクアウトえひめ・避難訓練
2025年12月17日 11時48分2025.12.17(水)
県内一斉、県民総ぐるみ地震防災訓練「シェイクアウトえひめ」が11時に行われました。本校は合わせてプラスワン訓練も行いました。
11時、県内一斉に地震発生を伝える訓練放送が流れました。生徒たちはすぐさま地震発生時にとるべき行動3つ「まず低く」「頭を守り」「動かない」を行うことができました。机の下に身を隠す対応は見事でした。
また、驚いたのは、起こりうる火災の延焼も想定し、被害を最小限に食い止めようと自主的に閉めながら避難している生徒もいました。「学び」が無意識に習慣となって行動していたということかもしれません。意識の高さがうかがえました。
今回は「プラスワン訓練」として、原子力発電所の事故を想定した内容も含みました。そのため、第一次避難所を放射能を避けるために屋内避難の対応を取りました。
屋内避難先では、原子力防災避難訓練において大切なことをいくつか確認しました。
・西予市(明浜町)の第一次避難先の受け入れ候補地が東温市であること。
・体内被ばくを減らすために、被ばく前に飲んでおくとよいものは「安定ヨウ素剤」であること。
・屋内避難をする一番の理由は、放射線による影響を回避・低減させるためであること。…などを確認しました。
訓練は続きます。続いては、地震により、職員室付近で火災が発生。屋内から屋外避難という非常事態の対応を取りました。
屋外に避難完了。西予市消防明浜救急出張所の署員の方にここまでの避難訓練についての感想と避難の際に気を付けるべきことについてのご指導をいただきました。
ご指導の後は、初期消火の訓練を行いました。使い方の説明をしていただいた後に、代表生徒による消火訓練を行いました。
生徒会長によるお礼の言葉がありました。複合訓練になりましたが、明浜救急出生所の署員の方々の導きで大変有意義な訓練となりました。
最後は、校長先生による指導講話が行われました。これまでの経験を積み重ねながら、日頃からの危機意識を持つことが大切であるとご指導をいただきました。
「本番」は来ぬ方がいいです。しかし、万全の準備は怠らないようにしなければなりません。生徒たちの真剣さが光る、素晴らしい避難訓練となりました。