地震想定避難訓練
2025年5月19日 15時58分5月19日(月)
すがすがしい一日となりました。
今日は午後から地震を想定した避難訓練が行なわれました。15時16分、訓練放送の緊急地震速報が鳴らされました。いつ聞いてもぞっとする音色ですが、躊躇してはいられません。
校内の避難場所である中庭には3分かからず集まることができましたが、津波到達は一説によると3分ほどで到達するとも言われています。海抜0mの明浜町では、一刻の猶予もなく自分の命を守らればなりません。
点呼確認をし、第一次避難場所へすぐさま移動しました。今回は特別教室等での授業もあり、自教室に準備していた第一次避難品やヘルメット等が持ち出せなかった学年もあり、非常時のあり方について考えさせられるきっかけとなりました。
第一次避難場所に到着。
数分の間にスムーズに避難できたものの、「想定内はない」のが非常変災です。
より早く、よりスムーズに。
未曽有の大惨事となった2011年3月11日の「東日本大震災」。
最大の津波の高さが40.5mとも言われており、死者・行方不明者を含めると2万人超となった巨大地震…。
政府の地震調査委員会によると、今後30年以内にマグニチュード8から9の巨大地震が発生する確率が「80%程度」だとされる南海トラフ巨大地震。
死者29万8,000人、全壊・焼失235万棟という想定が出されています。
一人の命も欠けてはいけない。何としても「自分の命は自分で守る」。
また一つ、皆で決意を新たにすることができました。